住宅の改修には、大きく分けてリフォームとリノベーションがあります。
一般的にリフォームは既存住宅の間取りや仕様は変えずに、屋根や壁を同じ材料で張り替えたりペンキの塗り替えをしたりという、補修的な工事を対象にしています。
それに対してリノベーションは、間取りの変更や材料の仕様の変更を含んだ改修工事を対象にした呼び方です。改修工事は物件の内容と規模により、設計及び施工管理を建築士の有資格者が行わなければならない場合があります。
建築士には一級、二級、木造の別がありますが、戸建て住宅の場合は概ねこのうちのいずれかであればリノベーションは可能と考えられます。
建築の改修は間仕切りの変更や、それに伴って床面積が増加するような場合に、その規模により建築確認申請が必要となります。
建築確認申請は、それが必要な工事にもかかわらず申請をせずに施工した場合は、施工業者だけでなく申請者である施主までもが罰則を受ける対象者となりますので注意が必要です。リノベーションを依頼する場合は、確認申請が必要な工事かどうかを判断しなければならず、そのためにも建築士のいる業者へ依頼したほうが、希望するリノベーションがトラブルなしに実現できます。
新しく家を建てる場合、リフォーム事業やリノベーションをやっている、もしくは関係会社でリフォーム会社を持っているという不動産屋さんで家を買うと何かと助かるといいます。結局のところ、家は住んでからが長いものです。住んでいるうちにあちこち傷むため、長く住めば住むほどに修繕が必要になります。また、地元で手広く不動産業をやっている会社さんは悪いところは少ないものです。すぐに噂になりますので、適当な商売なんかとてもじゃないけどやってられません。
例えば、アルスビレッジというリフォーム会社は元々は親会社のリフォーム事業部だった所が独立したそうです。親会社は埼玉の東武線沿線では有名なマックホームという地域密着型の不動産屋さんだそうで、やはり長く住むとなった時に必要なリフォーム部門を充実させた結果だそうですよ。