注文住宅のデメリット

結婚し子供が生まれ、そろそろあこがれのマイホームを一戸建てでと考えた時に、まず悩むのが注文住宅か建売住宅かの選択です。注文住宅は建売住宅に比べ、予算的には高くつくが、自由に設計できるメリットがあるというイメージの人は多いのではないでしょうか。そこで、ここではあえて、注文住宅のデメリットについて考えてみます。

まず一つ目は、土地探しから行うため、建売住宅に比べ出来上がりのイメージがつきにくいという点。土地といっても宅地として整備されていない土地や、取り壊す予定の古い住宅がまだ残っている土地もあるため、具体的な土地の形状や広さが分かりにくい点が挙げられます。

二つ目は、費用面です。建物の費用はもちろん、それ以外にも様々な費用がかかる点です。具体的には地鎮祭や上棟式、職人さんへのお茶やお菓子代、外溝工事、土地によっては電気や下水道管の引き込み工事等に予想外にお金がかかることもあります。　

三つ目は、注文住宅ですから、間取りはもちろん、外壁の色や素材、内装や照明、ドアノブの形までとにかく決めることが多いので、打ち合わせが頻回になる点。休日はもちろん、忙しい方だと平日の仕事終わりに打ち合わせということもあるので、負担に感じてしまうかもしれません。