インテリアショップなどへ行くと、モダン家具という言葉を聞く機会がありますが、実際のところどういった特徴があるのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。
そもそもモダンとは、「近代的・現代的」という意味合いを持っています。では、近代的な家具であれば全てがモダンな家具に分類されるかというと、実はそうでもないのです。
インテリア業界におけるモダンとは、白や黒、グレーなどのモノトーン調のカラーを使っており、かつ直線や何の飾りもないシンプルな曲線を描いているフォルムの家具を指しています。素材においても、金属やガラス、プラスチックなどの無機質なものが使われていることが多く、人工的でシャープな印象を抱くことでしょう。
古い家などには似つかわしくない、都会の新しいマンションなどの住居にマッチするように作られた家具は、モダンなインテリアであると言えるでしょう。
また、モダンにおいて特に重要となってくるのが、生活感がないということ。無機質で人工的な印象を持つモダンな家具のある空間には、生活感はミスマッチです。家具のデザインや機能からも、極力生活感を排除したものを取り入れることによって、家具の特性を最大限に活かしたモダンスタイルなお部屋が完成します。
インテリアを変えれば気分も変わるということで、思い切って家具を買い替えてみてはいかがでしょうか。