フジワラ硝子

マンションと戸建で異なるリフォームの自由度

pixta_48918417_Sリフォームとリノベーションに大きな違いはありませんが、一戸建てとマンションでのそれはかなり違うものになります。もちろん、改築をするという点では一緒ですが、その自由度が異なるのです。

 

注文住宅の場合でも、所有者だからといってあまりに勝手な改築はできません。もちろん、これはマンションでも同じですが、建築基準法や地域の条例など、さまざまな法令制限を受けるので注意が必要です。特に床面積が10㎡以上増える増改築の場合には、自治体もしくは、民間の建築確認検査機関へ「建築確認申請書」の提出をし、行おうとしている増改築が法律や条例に適しているという承認手続きも必要です。これがされてなければ施工業者以外に所有者も罰せられます。しかし、注文住宅の方が自由度は高いといえるのです。

 

なぜなら、マンションのリフォームにおいては水道や電気の配線をいじることはできません。マンションは共同住宅なので、配管や配線は他の部屋と繋がっているからです。特に、水道も電気も使うキッチンは一番制約が大きくなりますので、ショールームで気に入ったキッチンでも配線・配管の問題でできない場合がありますので注意が必要です。また、マンションの共有部分を勝手にリフォームすることが出来ないのは理解できると思いますが、窓枠や窓ガラスについても共有部分になりますので注意が必要です。また、管理組合の理事長に事前に申請をしなければいけないことも注意です。また、これからリフォーム前提で中古マンションを購入しようとお考えであれば、そういったリフォーム向き中古マンション物件のみを扱っているこちらの物件情報サイトなどを利用するといいでしょう。

 

どこまで何ができるのか?希望通りにできるのかについては、戸建やマンションを問わず、施工業者に確認しておきましょう。